**結論から言うと、左にファイルツリー(Explorer)、右に AI チャットにするのが Cursor の通常の Editor レイアウトです。**サイドバー全体をドラッグしても、位置は変わりません。
Cursor の画面は、VS Code 由来の Primary Side Bar(Explorer) と Secondary Side Bar(チャット/Agent) に加えて、Agent レイアウト と Agents Window があります。見た目が左右逆になっているときは、まず「どの画面にいるか」を切り分けます。
本記事は独立した個人ブログによる紹介です。Cursor による公式記事、提携・後援を受けた記事ではありません。2026年10月12日時点の公式ドキュメント(Agents Window、キーボードショートカット)と、Cursor フォーラムの公式案内をもとに整理しています。メニュー文言はバージョンで変わることがあります。
補足:ショートカットは macOS です。Windows / Linux では
⌘をCtrlに読み替えてください。
いちばん簡単な手順(macOS)
目指す配置は 左: Explorer / 中央: エディタ / 右: AI チャット です。
- ⌘⇧P でコマンドパレットを開く
Open IDEを実行する(Agents Window にいる場合。メニューなら File → Open IDE)View: Move Primary Side Bar Leftを実行する(メニューなら View → Appearance → Move Primary Side Bar Left)- チャットが出ていなければ ⌘I または ⌘L(Toggle Sidepanel)で表示する
Explorer は Primary Side Bar、チャットは反対側の Secondary Side Bar です。Primary を左にすると、チャットはだいたい右に来ます。
同じパレットで View: Toggle Primary Side Bar Position でも左右を切り替えられます。Activity Bar(ファイルアイコンが並ぶ細いバー)を右クリックして Move Primary Side Bar to Left でも同じです。
なぜ左右が入れ替わるのか
| いまの状態 | よくある原因 | やること |
|---|---|---|
| ファイルが見えない/チャット中心の画面 | Agents Window にいる | Open IDE で従来の IDE に戻る |
| Explorer が右、チャットが左 | Primary Side Bar が Right | Primary を Left にする |
| チャットだけ左に残る | Agent Sidebar が Left | 右上のレイアウトメニューで Agent Sidebar = Right |
| 起動のたびに戻る | Agent レイアウトや既知の位置リセット | 設定を対にしてから再起動 |
公式ドキュメントでは、Agents Window と Editor は別の入口です。Agents Window によると、エージェントを並列で回すなら Agents Window、VS Code 拡張やファイル分割を使うなら Editor、という使い分けです。両方同時に開くこともできます。
レイアウト切替のショートカット(キーボードショートカット):
| 操作 | macOS |
|---|---|
| Toggle Agent layout | ⌘E |
| Toggle Sidepanel(チャット) | ⌘I または ⌘L |
| コマンドパレット | ⌘⇧P |
| Cursor Settings | ⌘⇧J |
まだチャットが左にあるとき
Agent Sidebar を Right にする
- ウィンドウ右上のレイアウト/歯車メニューを開く
- Agent Sidebar を Right にする
Primary Side Bar と Agent Sidebar は対になります。左に Explorer を置くなら、Agent は右です。workbench.sideBar.location だけ変えても、起動時に Agent Sidebar 側が勝つことがあります。Cursor フォーラムの公式案内でも、この2つを反対側にしてから再起動する手順が案内されています。
既定レイアウトを Editor にする
⌘⇧J で Cursor Settings を開き、General → Layout(または Default Layout)を Editor または Editor (Classic) にします。小さい歯車メニューではなく、フルの Cursor Settings 側です。
新しいウィンドウが Agent レイアウトで開くと、サイドバー位置も一緒に動くことがあります。普段ファイルを左・チャットを右で使うなら、既定を Editor にしておくと戻りやすいです。
チャットが Primary 側に入り込んでいる
⌘⇧P → View: Reset View Locations
チャットや Composer が Secondary Side Bar に戻ることがあります。リセット後、もう一度 Primary Side Bar を左に戻してください。
チャット上部の …(More Actions) からも、非表示と配置を変えられるバージョンがあります(Changelog 2.3)。メニュー文言はバージョンで変わるので、位置関連の項目があれば右を選びます。
設定で固定する
毎回戻したい場合は、次をそろえます。
- ⌘⇧P →
Preferences: Open User Settings (JSON)に次を書く
"workbench.sideBar.location": "left"- 右上のレイアウトメニューで Agent Sidebar を Right
- Cursor Settings の既定レイアウトを Editor
- Cursor を再起動する
設定 UI なら ⌘, → Workbench > Side Bar: Location → left でも同じです。
Primary Side Bar の位置が再起動で戻る既知の問題があります。フォーラムの公式案内では、JSON の left と Agent Sidebar の Right を対にして再起動する回避策が案内されています。効かない環境もあるので、そのときは毎回 View: Move Primary Side Bar Left で戻すか、レイアウト同期(Sync layouts across windows)を切って安定するか試してください。
ドラッグはどこまで効くか
公式ドキュメントに「チャットを左右へドラッグして固定する」手順はありません。フォーラムの公式案内は次のとおりです。
- Primary Side Bar 全体はドラッグでは動かない
- 個々のビュー(Explorer のタブなど)はドラッグできる
- Primary に入ったチャットを Secondary へ戻すドラッグは効かないことがある →
View: Reset View Locations - Agents Window のタイル分割でエージェントをドラッグできるのは、IDE の左右入替とは別機能です(Changelog 3.1)
よくある質問(FAQ)
Q. サイドバーを掴んで左右に移せません。壊れてますか?
壊れているというより、サイドバー全体の移動はドラッグ対象ではありません。コマンドパレットか View → Appearance で Primary Side Bar の位置を変えます。
Q. ファイルツリーが消えて、チャットだけ広い画面です。
Agents Window の可能性が高いです。⌘⇧P → Open IDE。逆に Agents Window を開くのは Open Agents Window です。Agents Window 内でも ⌘P でファイル検索はできますが、従来の Explorer 配置とは別画面です。
Q. ⌘E を押したら配置が変わりました。
⌘E は Toggle Agent layout です。Agent と Editor を切り替えます。ファイルをたくさん見ながらチャットしたいときは Editor、エージェント作業が中心なら Agent、という使い分けです。左右の好みは、Editor 側で Primary=左、Agent Sidebar=右にそろえてください。
Q. Windows でも同じですか?
コマンド名は同じです。⌘ を Ctrl に読み替えます(例: Ctrl+Shift+P、Ctrl+Shift+J、Ctrl+I / Ctrl+L、Ctrl+E)。
Q. 設定したのに、起動するたびに右へ戻ります。
既知の位置リセットです。workbench.sideBar.location と Agent Sidebar を対にして再起動し、既定レイアウトを Editor にします。それでも戻る場合は、チーム側でも認識されている回帰なので、起動後に View: Move Primary Side Bar Left を実行するのが確実です。
まとめ
- 目標は 左: Explorer / 右: AI チャット。ドラッグではなくコマンドで動かす
- まず
Open IDE、次にView: Move Primary Side Bar Left、チャットは ⌘I / ⌘L - まだチャットが左なら、右上メニューで Agent Sidebar = Right
- 固定するなら
"workbench.sideBar.location": "left"と Agent Sidebar を対にし、既定レイアウトは Editor - 崩れたら
View: Reset View Locationsのあと、左・右の手順をやり直す
Cursor はレイアウトの更新が速いツールです。本記事は 2026年10月12日時点の情報なので、メニュー名が違うときは公式ドキュメントとコマンドパレットの検索を優先してください。